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電力市場を学ぶ — 教材シリーズ14本の読み順ガイド
日本の電力市場の仕組みを、俯瞰から各論へ、14本の教材で体系的に読めるように並べました。どれも無料・引用可(CC BY 4.0)です。
第1章 全体地図
第2章 市場を読む
- JEPXスポットの読み方:電気の値段が1日48回決まる仕組み日本の電気の卸値は、JEPXスポット市場で「翌日の30分ごと×48コマ」を前日にオークションして決まる。全員が同じ約定価格になるシングルプライス方式の意味(指値…
- エリアプライスと市場分断の読み方:なぜ電気の値段は9つに分かれるのかJEPXスポットは全国で一つのオークションなのに、価格は9エリアに分かれることがある。連系線の容量上限に達すると市場が「分断」され、両側で別々の約定価格=エリア…
- 予備率と需給ひっ迫の読み方:「3%」はなにを意味するのか夏や冬のニュースで見る「予備率」は、供給力が需要に対してどれだけ余裕があるかを示すkWの指標=(供給力−需要)÷需要。最低ラインとされる3%、需給ひっ迫注意報(…
第3章 料金を分解する
- 電気料金の構造:料金は何の積み上げでできているか毎月の電気料金は単一の「電気の値段」ではなく、卸電力(kWh)・燃料費調整・容量(kW)・調整力・託送料金・再エネ賦課金・小売経費という性質の違うコストの積み上…
- 発電コスト(LCOE)と電気料金は別物:なぜ一致しないのか「この電源はX円/kWh」という発電コスト(LCOE)は、家庭や事業所が払う電気料金とは別物。LCOEは発電端の均等化コスト(モデル値・前提依存)、電気料金は送…
- 燃料費調整の読み方:燃料高が電気料金に「遅れて」効く仕組み規制料金や多くの標準プランには、LNG・石炭・原油の輸入価格の変動を毎月自動で反映する「燃料費調整」がある。だから燃料高は数ヶ月遅れて請求額に効く。何を見て(過…
- 容量市場の読み方:4年先の「kW」を確保する仕組みJEPXが「今の電力量(kWh)」、需給調整が「リアルタイムの調整力」なら、容量市場は「将来の供給力(kW)」を約4年前に確保する市場。メインオークション、容量…
- 需給調整市場の読み方:5つの「調整力」と円/ΔkW・30分電気は需要と供給を秒〜分単位で一致させないと周波数が乱れる。その「調整力(ΔkW)」を売買するのが需給調整市場。一次〜三次②の5商品(応動速度で区分)、価格の単…
- FIT/FIPの読み方:買取価格・再エネ賦課金・入札の仕組み再エネ電気を固定価格で買い取るFIT(2012〜)と、市場価格+プレミアムのFIP(2022〜)。費用は再エネ賦課金として全需要家がkWh比例で負担する。調達価…
- 託送料金の仕組み:電気を「運ぶ」料金は誰がいつ払っているか託送料金は送配電網の利用料。発電・小売が自由化された今も送配電は各地域の一般送配電事業者が担う規制部門で、料金は2023年度からレベニューキャップ制度(国が5年…
第4章 ズレの精算と環境価値
第5章 データを正しく読む
全 14 本を読み順に掲載しています。