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日本電力の 3 大市場
日本の電力市場は kWh 価値 (実電力量) ・ kW 価値の長期確保 ・ 即時の調整力 (ΔkW) という 3 つの時間軸に分かれて取引されています。本セクションは各市場の編集ページへの入口です。
JEPX スポット市場
kWh 価値 (実電力量)
- 取引対象
- kWh 価値
- 時間軸
- 日次・前日約定
- 運営
- JEPX (日本卸電力取引所)
前日 1 日先・48 コマの卸電力スポット価格。日々の燃料費・需要・再エネ出力が直接反映される、最もボラタイルな市場。
catalog (electricity ドメインで絞り込み) →容量市場
kW 価値 (長期供給力)
- 取引対象
- kW 価値
- 時間軸
- 4 年先・年 1 回
- 運営
- OCCTO
実需給年度の 4 年前にメインオークションで kW を年 1 回約定する長期市場。OCCTO 運営。約定価格は小売料金経由で需要家負担。
Insight #61 容量市場 6 年推移 →需給調整市場
調整力 (ΔkW、即時の周波数制御)
- 取引対象
- ΔkW (調整力)
- 時間軸
- 即時 (秒〜45 分)
- 運営
- EPRX (送配電事業者間の共通市場)
一般送配電事業者が周波数制御に必要な調整力を広域・公平に調達する全国共通市場。EPRX 運営、年次取りまとめが公表される。
/markets/balancing — 需給調整市場 (本サイト) →
3 大市場の関係
- 発電事業者の収益は kWh 価値 (JEPX) + kW 価値 (容量市場) + ΔkW 価値 (需給調整市場) の合算で構成される。
- 再エネ大量導入による短期ボラティリティ拡大は需給調整市場の取引高を押し上げ、ピーク需要対応の確実性は容量市場価格を押し上げる。
- 時間軸が異なるため、3 市場の価格は同時に動くとは限らない (例: JEPX が低いときでも、容量市場は逼迫見通しを反映して上昇しうる)。