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市場分断

電力market-splitting

定義

JEPXスポットは全国単一の前日オークションだが、約定の結果エリア間の送電量が連系線容量の上限(連系線制約)に達すると、その境界で市場が分割され、両側で別々の約定価格=エリアプライスが付く仕組み。分断がない時間帯は全国同一のシステムプライスで約定する。冬の北海道(上方向・暖房需要と北本連系線)や太陽光余剰の九州(下方向、太陽光余剰)が代表例。エリア間の価格差は送電容量の希少性を映す価格シグナルで、連系線増強の便益評価の根拠にもなる。詳細は Insight「エリアプライスと市場分断の読み方」参照。

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  • エリアプライスと市場分断の読み方:なぜ電気の値段は9つに分かれるのか

    JEPXスポットは全国で一つのオークションなのに、価格は9エリアに分かれることがある。連系線の容量上限に達すると市場が「分断」され、両側で別々の約定価格=エリアプライスが付くからだ。冬の北海道(上方向)と太陽光余剰の九州(下方向)という2つの典型、価格差が意味するもの(送電容量の希少性シグナル)、日次平均データを読むときの誤読を整理する教材。9エリア比較データ記事の入口。

    電力JEPX連系線方法論データリテラシー
  • 予備率と需給ひっ迫の読み方:「3%」はなにを意味するのか

    夏や冬のニュースで見る「予備率」は、供給力が需要に対してどれだけ余裕があるかを示すkWの指標=(供給力−需要)÷需要。最低ラインとされる3%、需給ひっ迫注意報(5%未満見込み)・警報(3%未満見込み)の段階構造、ひっ迫時に市場で起きること(JEPX高騰・インバランス補正・融通)、でんき予報の見方と3つの誤読(3%=停電ではない/危険な時間帯は点灯帯へ移った/kWhの余裕ではない)を整理する教材。容量市場・インバランス・市場分断と接続する需給の総合入口。

    電力容量市場JEPX方法論データリテラシー
  • JEPXスポットの読み方:電気の値段が1日48回決まる仕組み

    日本の電気の卸値は、JEPXスポット市場で「翌日の30分ごと×48コマ」を前日にオークションして決まる。全員が同じ約定価格になるシングルプライス方式の意味(指値でなく市場全体の限界コストが値段になる)、太陽光がつくった昼の谷と点灯帯のピーク、当サイトの日次平均データの正しい読み方(48コマの要約統計であること)と3つの誤読を整理する教材。電力市場の3層・市場分断の姉妹編で、当サイト看板データの取扱説明書。

    電力JEPX全国方法論データリテラシー